加古川|上流
加古川は兵庫県中央部を流れる幹線流路延長96㎞・流域面積1730㎢の一級河川です。兵庫県内では、本流流路延長・流域面積ともに最大です。流域は加古川市、小野市、西脇市、篠山市等の主要都市をはじめとする11市3町からなり、上流部の丹波地域と中・下流部の東播磨地域に大別できます。兵庫県内で、市川・夢前川・揖保川・千種川とともに播磨灘に流れ込む「播磨五川」と総称されています。
上流部の篠山市は城下町として栄え、現在も武家屋敷等城下町の文化的風情が残っています。また丹波篠山地域では毎年10月頃に収穫販売される黒枝豆栽培が有名であり、約300年前から続く栽培方法として令和3年に「日本農業遺産」に認定されています。