庄内川|下流
この付近は庄内川下流域で,汽水域で干満の差は約2mである。干潮時には砂地が現れ,満潮時には水位が上昇し両岸のアシが水に浸かる。普段は広い河原の四分の一くらいが流れになっている。両岸に広がる河川敷は緑地や運動施設に利用されている。付近は庄内川とそれに付随する新川が並行して流れ,幅の広い低湿地帯を形成している。
この地区は,かつて庄内川の氾濫で大きな被害を受けました。こうした河川のはたらきと治水対策の一端を捉えることができます。干潮時,左岸には砂地が現れ,2〜3 cmの円礫が堆積しているところも見つかります。