木曽川|上流
木曽川は,長野・岐阜・愛知・三重県にまたがる延長229 kmの一級河川で長良川や揖斐川と共に木曽三川を形成する。犬山市立栗栖小学校の北600mに栗栖の渡しがある。木曽川と並行して国道21号線とJR高山本線が走る。この付近は川床や岸辺にチャートの岩盤が露出し,勢いよく流れる水によって削られたようすがよくわかる。川原には岩盤が削られてできた窪地の水たまりや,大きな岩塊が細かい砂に埋もれている状況が広がる。
この付近は渓谷の出口にあたり,犬山市や各務原市の平野部を形成する扇状地のつけ根にあたります。流れによって開けた土地と,急な流れの川との関連を学習できます。