天竜川|下流2
ここ新天竜川橋は諏訪湖から約204㎞の地点にあります。川幅は約1㎞ほどです。堤防上の道路を走ると、中野町地内に水位観測塔があり、その南に川原に下りられる道があります。普段は緩やかな流れで、流水の運搬力としてはかなり弱まっています。
上流から運ばれてきた多くの種類の岩石を観察できます。ゴルフボール大からソフトボール大ほどの丸みを帯びた豊富な種類の火成岩、堆積岩、変成岩などが見られます。また、中央構造線のダイナミックな地殻変動の痕跡を示す「マイロナイト」は、天竜区佐久間付近から流されてきた珍しい岩石です。