矢作川|中流
豊田市の矢作川に架かる高橋~豊田大橋付近は中流のようすをよく表している。両岸には幅200mを超える河川敷が広がり,公園や緑地になっている。流れの幅は中央部の70mほど。高橋や豊田大橋から上流や中流を眺めると,やや速い流れの中に中州が点在したり,自然堤防ができたりしている。川床にはこぶし〜頭大の礫がごろごろしており,ところどころに砂だまりがみられる。
この付近の橋からは,川の流れや礫のようす,山間部から平坦な土地に移行する扇状地の状況が一度に観察できます。川岸の礫は,角が取れて丸みを帯びた白っぽい色の花崗岩がほとんどです。