大日本図書

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大日本図書とSDGs

もっと輝く子どもたちの明日のために

dマークとSDGsアイコン

大日本図書は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています

SDGsロゴ

子どもたちの学びに130年以上、寄り添ってきました。

持続可能なより良い世界を2030年までに目指すSDGs(持続可能な開発目標)と、その前身のMDGs(ミレニアム開発目標)において、「学び」は一貫して、今を生きる子どもたちと、その先にあるより良い世界につながる礎となっています。また「学び」は、MDGsやSDGsのすべての目標の実現の基盤にもなるものです。

SDGsポスター

主に途上国を中心とした開発目標のMDGsでは、「初等教育の完全普及の達成」をはかり、SDGsでは「質の高い教育をみんなに」を目指しています。誰ひとり取り残されることなく、人々がより良い暮らしを実現し、さらに世界が直面する課題を解決するために、学びが不可欠なのは言うまでもありません。

大日本図書は、1890年(明治23年)の創立以来、子どもたちの学びに寄り添い、教科書や書籍を発行してきました。国民すべてに教育の機会が開かれた明治の時代から、戦後の復興の新しい時代も、歴史や社会の大きな転換を経ながら、子どもたちは学び続けてきました。

大日本図書の歩みは、130年の間の日本の子どもたちの学びそのものであるといえます。学び続ける子どもたちの傍らにいつも、私たちのつくる教科書はありました。

私たちが届ける「質の高い教育をみんなに(SDGs目標4)」大日本図書の「ありたい姿」とは

SDGsは、私たちが築いてきた仕事について改めて捉え、考える機会となっています。

教科書の発行は、「質の高い教育をみんなに」を支える根幹です。「もっと輝く子どもたちの明日のために」。私たち大日本図書が行う教科書の発行や出版事業は、ここに集約されます。

教科書は、子どもたちのことを思う、色々な立場の人の思いが込められた、いわば「知恵と知識の集合体」です。学校現場をはじめ、たくさんの意見を取り入れ、多くの専門家によって練り上げられ、文部科学省の検定を経て制作されています。

その過程におけるさまざまな工夫を、私たちは130年、積み重ねてきました。子どもたちの学びを助け、また先生方にとっては子どもたちの興味を引き出す授業を行うための相棒となるような教科書として、質の高い学びをすべての子どもたちに提供するためです。近年では、SDGsに描く、持続可能な未来の実現を視野に、内容はもとより、用紙選びなど造本上もきめ細やかな工夫を重ねています。

子ども向けの絵本を中心としたその他の書籍出版においても、通底する思いは変わりません。本は、子どもたちが心の世界を豊かにはぐくみ、広げることを助ける友だちです。子どもたちが本と触れ合う楽しさを味わい、健やかに育っていくことを願いながら、出版活動を続けています。

  • 環境に配慮した用紙やインクの使用

    教科書に使用する紙は、古紙パルプを適切に配合した用紙に、植物油インクで印刷し、環境への負荷を抑えています。

  • 化学物質過敏症への対応

    化学物質の発生を極力、抑制する工夫をしています。前述の植物油インク採用に加え、表紙の加工や消臭紙カバー、さらには天日干しなどを行うことで、化学物質の発生を極力抑制しています。教科書を手にする児童や生徒の安心・安全を守ると共に、環境への配慮ともなります。

  • 読みやすいフォントの採用

    インクルーシブ(特別支援)教育への配慮として、ユニバーサルデザイン(UD)フォントと呼ばれる書体を教科書に採用しています。弱視など障がいを持つ児童や生徒にとっても判別が容易で、読みやすく工夫されています。

    UDフォント
  • 色覚特性に応じた色遣いの採用

    さまざまな色覚特性に対応した色遣い(カラーユニバーサルデザイン:CUD)に基づいた配色を行うことで、紙面の判別に不都合が生じないよう心掛けています。

  • 環境に配慮した用紙やインクの使用

    教科書に使用する紙は、古紙パルプを適切に配合した用紙に、植物油インクで印刷し、環境への負荷を抑えています。

  • 化学物質過敏症への対応

    化学物質の発生を極力、抑制する工夫をしています。前述の植物油インク採用に加え、表紙の加工や消臭紙カバー、さらには天日干しなどを行うことで、化学物質の発生を極力抑制しています。教科書を手にする児童や生徒の安心・安全を守ると共に、環境への配慮ともなります。

  • 読みやすいフォントの採用

    インクルーシブ(特別支援)教育への配慮として、ユニバーサルデザイン(UD)フォントと呼ばれる書体を教科書に採用しています。弱視など障がいを持つ児童や生徒にとっても判別が容易で、読みやすく工夫されています。

    UDフォント
  • 色覚特性に応じた色遣いの採用

    さまざまな色覚特性に対応した色遣い(カラーユニバーサルデザイン:CUD)に基づいた配色を行うことで、紙面の判別に不都合が生じないよう心掛けています。

  • 教科書の記述内容

    児童・生徒がSDGsについて正しく理解し、実践できるように、関係する記述を充実させています。

    理科の世界2年
    例:理科の世界2年 p.287
    たのしい理科6年
    例:新版たのしい理科6年 p.201

    教科書の記述のうち、持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)に該当する部分をマーク化し、初めて教科書内(令和2年版 たのしい理科)に記したのが大日本図書です。ESDは、SDGsの目標を実現するために持続可能な社会の担い手を育む、重要な教育です。
    地球上にあるたくさんの問題を、児童・生徒が教科書で知り、学ぶことで、それらの問題を解決していく力になって欲しいと願っています。

  • 児童書・絵本、教育書の出版

    食育や他者との協力、環境保護などのテーマも多く取り上げています。子どもたちの身近なところで、持続可能な社会について理解を深めることにつながります。

    ばけたくんといろいろバス
  • SDGsに関わる情報発信

    機関誌やウェブサイトなど、当社から発信する情報媒体において、学校や地域・自治体や企業のSDGsにかかわるさまざまな取り組みを紹介しています。

    教授用資料などのSDGs関連情報はこちらからご覧いただけます。

  • 子どもたちにも先生にも役立つSDGsの紹介

    児童・生徒がSDGsについて正しく理解し、実践できるように、関係する記述を充実させています。また、当社出版の書籍類とあわせ、機関誌やウェブサイトで、学校や地域・自治体や企業のSDGsにかかわるさまざまな取り組みを紹介しています。

  • 教科書の記述内容

    児童・生徒がSDGsについて正しく理解し、実践できるように、関係する記述を充実させています。

    理科の世界2年
    例:理科の世界2年 p.287
    たのしい理科6年
    例:新版たのしい理科6年 p.201

    教科書の記述のうち、持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)に該当する部分をマーク化し、初めて教科書内(令和2年版 たのしい理科)に記したのが大日本図書です。ESDは、SDGsの目標を実現するために持続可能な社会の担い手を育む、重要な教育です。
    地球上にあるたくさんの問題を、児童・生徒が教科書で知り、学ぶことで、それらの問題を解決していく力になって欲しいと願っています。

  • 児童書・絵本、教育書の出版

    食育や他者との協力、環境保護などのテーマも多く取り上げています。子どもたちの身近なところで、持続可能な社会について理解を深めることにつながります。

    ばけたくんといろいろバス
  • SDGsに関わる情報発信

    機関誌やウェブサイトなど、当社から発信する情報媒体において、学校や地域・自治体や企業のSDGsにかかわるさまざまな取り組みを紹介しています。

    教授用資料などのSDGs関連情報はこちらからご覧いただけます。

  • 子どもたちにも先生にも役立つSDGsの紹介

    児童・生徒がSDGsについて正しく理解し、実践できるように、関係する記述を充実させています。また、当社出版の書籍類とあわせ、機関誌やウェブサイトで、学校や地域・自治体や企業のSDGsにかかわるさまざまな取り組みを紹介しています。

私たちが社会に提供している仕事やバリューを、こうしてSDGsという枠組みで捉え直すと、担っている責任の大きさをあらためて感じます。持続可能な社会の担い手である子どもたちに直接かかわる当社の企業活動が、未来へとより強くつながっていることが見えるからです。

出版活動を通して、子どもたちに「学ぶたのしさ」「わかるよろこび」を伝えることが、豊かな未来につながります。この実現のために創意を結集する姿こそが、私たちのありたい姿です。

「質の高い教育をみんなに」届ける実践者として「働く場」としての大日本図書

大日本図書は、「質の高い教育をみんなに」届ける実践者として、子どもたちの未来のために関係者が力を合わせる「働く場」として機能することで、社会と地域に貢献し続けることができると考えています。具体的には、以下のような取り組みを実践しています。

  • 働き甲斐のある職場として(SDGs目標5、8)

    • 次世代育成支援計画の立案・実施
    • 法定を上回る育児休暇・時短制度、子の看護休暇制度の実施
    • 社員の子どもへの自社書籍の提供
    • 「健康企業宣言」の取り組み
    • 介護・看護制度、リフレッシュ休暇制度等の充実
    • コンプライアンス委員会、ハラスメント相談窓口の設置・運用

    例えば、編集局の女性比率は58.6%です(2024年3月現在)。取締役・役員・部長・編集長職へも多くの女性が登用されております。
    また、会社全体の人員構成においても、10年前と比べて女性比率を大幅に向上させています。

    男女比
  • 地域と共にある企業として(SDGs目標7、11、13)

    • 新電力(PPS)の採用

      東京都文京区の本社ビル全体に新電力(PPS)を採用し、「地球温暖化対策推進事業」として東京都より認定されています。

    • 自治体の取り組みへの協力

      自治体の取り組みにも積極的に参加しています。例えば関西支社では、大阪府が進めている自動車排ガス対策・地球温暖化防止のための「おおさか交通エコチャレンジ推進運動」に参加しています。

    • 学校への寄贈活動

      福祉作業所で作られた製品や、写真ニュース掲示板を毎年、寄贈しています。

  • 働き甲斐のある職場として(SDGs目標5、8)

    • 次世代育成支援計画の立案・実施
    • 法定を上回る育児休暇・時短制度、子の看護休暇制度の実施
    • 社員の子どもへの自社書籍の提供
    • 「健康企業宣言」の取り組み
    • 介護・看護制度、リフレッシュ休暇制度等の充実
    • コンプライアンス委員会、ハラスメント相談窓口の設置・運用
  • 例えば、編集局の女性比率は58.6%です(2024年3月現在)。取締役・役員・部長・編集長職へも多くの女性が登用されております。
    また、会社全体の人員構成においても、10年前と比べて女性比率を大幅に向上させています。

    男女比
  • 地域と共にある企業として(SDGs目標7、11、13)

    • 新電力(PPS)の採用

      東京都文京区の本社ビル全体に新電力(PPS)を採用し、「地球温暖化対策推進事業」として東京都より認定されています。

    • 自治体の取り組みへの協力

      自治体の取り組みにも積極的に参加しています。例えば関西支社では、大阪府が進めている自動車排ガス対策・地球温暖化防止のための「おおさか交通エコチャレンジ推進運動」に参加しています。

    • 学校への寄贈活動

      福祉作業所で作られた製品や、写真ニュース掲示板を毎年、寄贈しています。

私たちが社会に提供している仕事やバリューを、こうしてSDGsという枠組みで捉え直すと、担っている責任の大きさをあらためて感じます。持続可能な社会の担い手である子どもたちに直接かかわる当社の企業活動が、未来へとより強くつながっていることが見えるからです。


出版活動を通して、子どもたちに「学ぶたのしさ」「わかるよろこび」を伝えることが、豊かな未来につながります。この実現のために創意を結集する姿こそが、私たちのありたい姿です。


教育とは、未来のための営みです。教科書づくりとは、未来のための仕事であると、私たちは考えています。SDGsが描く、持続可能な、ありうべき未来の中に、私たちの仕事が生かされていくことを望み、活動していきます。