東栄中学校入口の柱状節理
東栄町役場の東100 mほどの坂道沿いに,垂直に並ぶ石柱群が見られる。この柱は安山岩の柱状節理で,道路左側ガードレール下の民家の石垣にも生かされている。柱状節理は,すでにある地層に帯状に入り込んだマグマが急冷されてできたものである。急冷時に収縮が起きるとともに隙間ができ,冷却面に垂直な長柱状の塊となったものである。
国道から東栄中学校へ向かう坂道を30 mほど上がると突然右側に柱状節理が現れます。これだけ居住地に近く,観察しやすい露頭は珍しいです。大地の変化の面白さが伝わってきます。