深溝の三河地震断層
三ヶ根駅の西2 ㎞ほどの,谷筋にある水田の中に地震断層跡が見られる。現地では,道路から3〜4m下の水田に青・黄・赤・白の色違いのポールが立っている。対になったポールは最大落差1.5 m,水平方向のズレ1 mになることを示している。これは,1945年1月13日に起きた三河湾を震源とする地震の規模(M)7.1の三河地震の断層の記念碑でもある。
県の天然記念物で案内看板や観察路も整備され,学習しやすい環境にあります。この断層は現在でも活動を続ける活断層であり,総延長が28 kmにも及ぶことがわかっています。