板敷川|上流
板敷川は風光明媚なことで知られる鳳来峡は国道151号線と飯田線が並行して走る宇連川とその一帯を指す。三河槙原駅と湯谷温泉駅の間に板敷川と呼ばれる部分がある。川床は石英分に富む固い流紋岩や凝灰岩からできており,平らな一枚板を張ったように見える。所々に小さな滝があり,岩盤の割れ目やくぼみが流れで回転する小石に削られ丸く穴状になった大小のポットホールが見られる。
宇蓮川右岸に幅3 mほどの道路が平行しています。ここから平坦な河床や滝,ポットホールなどをじっくり観察できます。なお,一帯は天竜奥三河国定公園になっています。湯谷園地1の南にある人道用吊り橋(ようとめ橋)から川全体を眺めることができます。