不二洞
不二洞(ふじどう)は群馬県多野郡上野村の川和自然公園内にある、全長約2.2㎞にも続く関東一の規模を誇る鍾乳洞です。これは800年もの時間をかけて大体の全景の大きさを把握できた限りで、平成4年にも新しい支洞が発見されるなど、未だ全貌を現していない様はまるで迷宮のようです。約400年前から修行の場として広められ、洞窟内の各所には名残のある名前がつけられています。鍾乳洞は酸性を含んだ水が石灰岩を徐々に溶かすことでつくられます。何千、何億年とかけて形成された多彩な自然の造形美を見ることが出来ます。