旧庭谷川沿いの地層
相の森公園内を流れる旧庭谷川沿いで地層を観察することができます。第三紀に海底で堆積した富岡層群が流水のはたらきにより削られたものです。河川が小規模なため、両岸の地層のつながりや傾きをつかみやすいです。一部では小規模な断層も観察できます。
相の森公園へは、国道254号線バイパスや上信電鉄・新屋駅からのアクセスが考えられます。公園には駐車場がないため、自動車での乗り入れはできません。鏑川に合流する最下流部は急な崖となっているため立ち入れませんが、それ以外はごく浅い小川と並行して遊歩道が設置されていて安全です。住宅地に接しているため、地層をつくる岩石を叩いたり、採集したりすることはできません。