太田市側の峠のカーブが連続する道に露頭が多数見られます。凝灰岩、砂岩、礫岩からなる地層が観察できます。交通量が多く、道も狭いので子どもを連れた観察は難しいです。峠を桐生市側から進むと南公園があり、駐車場が整備されています。桐生市に入る手前では1000万年前〜2000万年前の激しい火山活動による藪塚層の地層が観察できます。

この峠は大間々扇状地の上に顔を出している丘陵にあり、この一帯は八王子丘陵と呼ばれています。近くには「ジャパンスネークセンター」や観光施設「三日月村」もあります。