基礎的・基本的な知識や技能を定着させ,
確かな理解につなげます
「よい授業」の実現をめざした教科書
静岡大学教授
熊倉啓之
「よい授業をしたい」─教師なら誰でもそのように考えるでしょう。
それでは「よい授業」とは何でしょうか。それは,学力の3要素である「基礎的・基本的な知識・技能」「知識・技能を活用して問題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等」「主体的に取り組む態度」の習得・育成・涵養をめざした授業,ということになると思います。
そして,そのような学力を身につけるために「数学的活動」がとても重要であるといえます。
この教科書は,「よい授業」の実現をめざし,約3年半をかけて30回超の編集会議における熱い議論の末に,改善を加えて完成しました。
この教科書を使って「よい授業」が行われることを願っています。
静岡大学教授 熊倉啓之
数学的活動を通して学べる「学習活動」
1,2…は,課題と小問[1],[2]…で構成されています。
数学的活動を通して数学的な見方や考え方を身につけ,新たな知識や概念を習得できるようにしています。
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- 1年p.104
解説をかくす
本文ページにおける問題量の充実
学習活動の適用問題として,確かな理解のための問題(Q1,Q2…)があります。
さらに,それを補充するために,生徒が個に応じて取り組める「プラス・ワン」が設けられています。
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- 1年p.105
解説をかくす
「練習」ページの活用
本文から節末の「練習」へのガイドを新設しました。
本文から練習へ,練習から本文へ,互いに参照する箇所を示すことで,学習効果を高めるよう配慮しています。
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- 2年p.43,p.52
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巻末ページの問題
各学年ともに,巻末に補充問題のページを設けています。
(1,2年は「まとめの問題」,3年は「中学校数学のまとめ」)
「中学校数学のまとめ」は領域ごとに,A基本のたしかめ,B練習,C総合問題の3段階の構成で,高校入試に向けて活用することもできます。
巻末に解答があり,生徒が自分で取り組むことができます。
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- 3年p.272
- 3年p.273
- 3年p.275
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