温度:ケルビン/Kelvin/SI基本 温度:ケルビン/Kelvin/SI基本

国際単位系における定義:

水の三重点の熱力学温度の$ \dfrac{1}{273.16}$

由来:

絶対零度を $0$,間隔をセルシウス度とするもの

$0\text{ K}$ ってどのくらい?
$0\text{ K} = -273.15\text{ ℃}$。絶対零度という温度の下限値です。物質を構成する原子の熱運動がなくなった状態にあたります。
$273.16$ って何のこと?
絶対零度 $0\text{ K}$ は $−273.15\text{ ℃}$ですから,水の凝固点の $\dfrac{1}{273.15}$ となっていればいいと思った人もいるでしょう。
しかし,水の凝固点が $0\text{ ℃}$なのは圧力が $1013\text{ hPa}$(ヘクトパスカル)のときだけで,圧力によって凝固点は変化します。
圧力と温度を変化させたときの水の状態変化は,次のようになります。
イメージ図:水の状態図
イメージ図:水の状態図 凝固点や沸点とはちがい,固体,液体,気体の三態が同時に存在できる温度である三重点は,決まった値になります。そこで,一意に定まる三重点を基準にして定義しているのです。
水の三重点は,$611.654$ $771$ $007$ $894\text{ Pa}$のときに$0.01\text{ ℃}$です。これを基準にしたので,$273.15 + 0.01 = 273.16$ となったのです。