令和6年版
小学校教科書のご案内

よくある質問

 

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視覚的にはっきりと傾きの有無がわかるようにするためです。容器も安価で手に入れることができ、実験も円滑に進められるようにしました。

校庭などで水たまりになっていた場所や川のようになっていた場所に水を入れた小さな入れもので地面のかたむきを調べる。
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日なたと日かげの比較実験は、日かげで期待したような結果を出すことが難しいという現場の声を踏まえ、日なたの実験のみとし、「光合成によって、植物は二酸化炭素を取り入れ酸素を出す」という結果に注目できるようにしました。

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これまで「5 生物どうしの関わり」で「生物が水を通して周囲の環境と関わって生きていること」を、最終単元で地球規模の「水の循環」を扱っていましたが、これらは、いずれも学習指導要領の(3)生物と環境ア(ア)の内容にあたります。
学習時期がわかれてしまって評価がしづらいという現場の声を踏まえ、つながりを意識しながら円滑に学習ができるような編成としました。

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「多面的に考える」という理科の考え方を働かせて考察できるようにするためです。
これまでの水溶液を振り動かす方法、温める方法、石灰水で調べる方法に線香で調べる方法を加えることで、考察において、より多くの実験方法から得た結果を基に多面的に考えられるようにしました。

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SDGsについて、児童にもわかりやすい表現で丁寧に解説しています。
基本的な考え方をしっかりと理解した上で、自分の身の回りの課題から地球規模のさまざまな問題に至るまで、幅広い視点で考えられるよう配慮しています。
SDGsの17の目標に関する話題には、マークをつけています。
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せいかつ

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「新版 たのしいせいかつ」は、季節に沿った単元構成になっており、自然の変化や動植物の成長などの時間的経過とともに活動が進みます。ページをめくると季節が進んでいくことで、子どもの実生活と無理なく生活科活動を結び付けることができます。また、見開きごとに活動内容を端的でわかりやすいことばで示しており、教科書を見ればそこで行う活動がわかるようになっています。生活科におけるICTツールの活用場面についても、教科書が参考になります。どこでどんな風に活用することが生活科では有効なのか、教科書から読み取ることが可能です。

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生活科教科書で示しているのは活動の例示です。そのため、生活科教科書に載っていることを必ずしもすべてやらなければならないわけではありません。生活科は教科書通りではなく、地域ごと、学校ごと、先生ごとに違っていてよいものです。また、子どもの「やってみたい」という思いを軸に活動が展開しているため、必ずしも想定通りに活動が進まないこともあるかもしれません。しかし、それが生活科なのです。ただし、「新版 たのしいせいかつ」に掲載している活動例は、子どもの意識の流れや活動の見通しなどを吟味し、最もよいだろうと考え提案しているものですので、子どもや地域の実態を考慮しつつ、指導計画を立てる際の参考にしていただきたいと考えています。

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生活科は、子どもが身近な人や社会、自然と関わることを大切にしています。だからこそ、 地域の教育材を活用した生活科授業が多く実践されていることと思います。「新版 たのしいせいかつ」では、必要なときに、必要な部分を活用していただきたいと考え、紙面上の資料及びウェブコンテンツの充実に努めました。ウェブ上には写真や映像も多数準備し、子ども自身が調べ、興味をもち、次の活動につながるような豊富なコンテンツが用意されています。

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生活科の活動と結び付けながら、単に知識としてではなく、子どもが実感をもって感じ、考えることができるような形で取り上げています。
長期間にわたる栽培活動に一区切りついたところで、さらにもっと育ててみたいという子どもの思いをもとに、土のリサイクルについてふれています。工夫次第で繰り返し使うことができることを知った子どもたちに、これまでの生活科活動のなかにも地球にやさしいことがあったかなと投げかけ、SDGsの視点で生活科で行ってきた活動を再度意味付けています。
低学年なりのことばでSDGsについて説明をし、普段の生活のなかでもやっていること、これからできることに目を向けることを投げかけています。

SDGs

 

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児童の発達段階を考慮し、幼保小の接続を円滑に進めるために、入学初期の学習内容をA4判中綴じ製本で分冊化しました(1年1巻)。中綴じ製本のため、教科書をフラットに開くことができ、ブロックを置く活動でも学習しやすくなっています。

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1年生1巻では、マス目の大きさを市販のノートと同じ大きさに揃えました。また、1年生2巻では、単元5までにさまざまな数詞を使用することにより、生活の中でも適宜使っていけるよう配慮しています。

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2年生以降では、巻頭のp.10~15に児童に意識させたい数学的な見方・考え方を「算数の大切な考え方」としてまとめています。p.10では、以下のようないつもはたらかせたい見方・考え方を掲載しています。
・学んだことを使って説明する(演繹的な考え方)
・前の学習と同じように考える(類推の考え方)
・いくつかの場合を調べてきまりを見つける(帰納的な考え方)
・他の場合はどうかなと、学習をひろげる(発展の考え方)
また、p.11~15では、問題によって使い分けるさまざまな見方・考え方を「ひらめきアイテム」として掲載しています。

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例えば4年生の表紙の秘密は、表紙をクリックするとご覧になれます。

算数4年 教科書表紙

 

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導入の活動「つかもう」を行う際に下部を隠すことができます。活動のヒントや情報カードとしても使えます。

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現代的な課題として、性の多様性、SDGsなどを取り上げています。
また、感染症について大きく扱い、SNSや、がんについての資料なども豊富に用意しました。

SDGs
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ウェブコンテンツに、各学習項目ごとの穴埋め問題を用意しています。
単元の終わりには、学習を振り返り、思考したことを文章に表現できるようにしています。

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小学校の保健は、健康教育・安全教育として、総合的な学習の時間や道徳の時間にも活用できます。
さらに、家庭での生活習慣の改善や、地域での安全確認など、学校以外でも活用できるようにしています。

算数4年 教科書表紙

ご案内ほか