自分自身を見つめ,生活を見直して行動する力,人間関係を構築する力を育みます。
また,自然に親しみ,大切にすること,日本の文化や伝統を知り,他国の文化にも親しめるよう配慮しています。
よりよい人間関係を築く
人との関わりのなかで,自分の気持ちをうまく伝えたいと思う子ども達の助けになるような
読み物や教材を用意しています。
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- 5・6年 p.14
自分や友達を大切にする
自分や友達の良いところを伝え合う活動から,
自分を大切な存在であると思う心や,他人を思いやる心を育てられるよう工夫しています。
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- 5・6年 p.15
伝統や文化を知る
学習内容に関連する日本の伝統行事を掲載しています。
同時に他国についても触れ,様々な文化があることに気づき,
興味・関心を高めることができるよう工夫しています。
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- 3・4年 p.34
命の大切さを,命の連続性や有限性という立場から見つめることができるようにしています。
3・4年では,4学年「育ちゆく体とわたし」の内容から続く読み物として,
「受けつがれていく命」を掲載し,5・6年「ともに生きる」では,
中学校での学習へとつながるよう「がん教育」の観点から「共生」を題材とし,
「大切な命」について考えられるようにしています。
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- 5・6年 p.57
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健康・安全の理解と
自己の生活の向上を重視
高松大学教授
七條正典
高松大学教授
七條正典
道徳教育の一層の充実を図るため,
体育科の「保健」に関する指導においてもその目標に基づき,
「健康・安全についての理解」を踏まえ,「生活習慣の大切さ」を知り,
「自己の生活を見直す」ことなど体育科の「保健」に固有の指導を通して,
道徳性の育成を図ることが求められています。
本書では,特に「心の健康」の面からは,
自分や友達のよさに視点を当てたり,
人間関係を築く上でのコミュニケーションの在り方に
視点を当てたりした内容について工夫し,
「個性の伸長」や「相互理解」につなげています。
また,「体の健康」の面からは,病気やけが,災害等の予防や
「生命尊重」の視点を大切にした内容について工夫し,
自己の生活を見直し,その向上を図ることにつなげています。