仕事率:馬力(英馬力)/horsepower/ヤード・ポンド法 仕事率:馬力(英馬力)/horsepower/ヤード・ポンド法

定義:

$745.69987158227022\,$$\text{W}$


ヤード・ポンド法での定義:

$1\,$$\text{s}$ 間に $550\,\text{lbf}$(重量ポンド) の力で物体を $1\,\text{ft}$(フィート)動かす仕事率


由来:

標準的なやく馬1頭の仕事率



日本で使用される馬力は,この $\text{hp}$(英馬力)ではなく $\text{PS}$(仏馬力)です。

ワットの定めた単位
$\text{ hp}$ は,蒸気機関で知られるイギリスの発明家ジェームズ・ワットが考案したヤード・ポンド法の単位です。
ワットの発明した蒸気機関は,それまでの蒸気機関に比べて5倍も効率が良かったので,ワットの蒸気機関を導入することで節約できた燃料費の3分の1を使用料として徴収するという条件で販売していました。
しかし,そもそも蒸気機関を導入していないところへ売り込むこともありました。こうした人には,仕事率が向上することをわかりやすく数値でアピールする必要がありました。そのために考案されたのが $\text{ hp}$ です。
ワットは,ウマの平均的な牽引力を $180\text{ lbf}$(重量ポンド)とし、これをウマに牽引させたときに進んだ距離が1時間あたり $10852\text{ ft}$ であったことから、1秒当たりの仕事率 $P$ を求めました。
$$ \begin{align} P &= \frac{W}{t}\\ &= \frac{ 180 \,\text{lbf} \times 10852 \,\text{ft} }{1 \,\text{h}}\\ &= \frac{ 180 \times 10852 \,\text{lbf} \cdot \text{ft} }{ {60 \times 60 \,\text{s}} }\\ &= 542.6 \,\text{lbf} \cdot \text{ft/s} \end{align} $$
これを,扱いやすいようにキリのいい数にした $550\text{ lbf}\cdot\text{ ft/s}$ を $1\text{ hp}$ としました。
1馬力(英馬力)のイメージ
1馬力(英馬力)のイメージ
単位の換算
空欄に数値入力することで、単位を換算することができます。
$\text{ hp}$ = $\text{ W}$