物質量:モル/mole/SI基本 物質量:モル/mole/SI基本

国際単位系における定義:

$0.012\,$$\text{kg}$ の炭素12に含まれる原子と等しい数の構成要素を含む系の物質量

由来:

物質の分子量の数字に $\text{g}$ をつけた質量に含まれる物質量

$1\text{ mol}$ ってどのくらい?
物質 $1\text{ mol}$ に含まれる粒子の数をアボガドロ定数 $N_{\mathrm{A}}$ といい,$N_{\mathrm{A}} = 6.022×10^{23} /\text{mol}$ になります。
一円硬貨27枚に含まれるアルミニウムが,およそ $1\text{ mol}$ です。

イメージ画像:一円硬貨27枚

一円硬貨はアルミニウムでできていて,1枚 $1\text{ g}$ です。アルミニウムの原子量が$26.98$なので,$1\text{ mol}(= 26.98\text{ g})$のアルミニウムとするのに必要な一円硬貨の枚数 $x$ は,次のように求められます。
$$x = \frac{26.98}{1}≒ 27\text{ 枚}$$

イメージ画像:一円硬貨27枚

イメージ画像:一合升

また,1合の水が,およそ $10\text{ mol}$ です。

イメージ画像:一合升

「合」とは,尺貫法の体積の単位で,1合 $= 180.39\text{ mL}$ です。
$15 ℃$ の水の密度は$0.999 10\text{ g/}\text{cm}^3$ なので,1合の$\text{水H}_2\text{O}$(分子量$18.02$)の物質量 $n$ は次のように求められます。
$$n = \frac{180.39× 0.99910}{18.02} ≒ 10.00\text{ mol}$$