理科・社会科への学びのつながりを意識しています。
生活科での学びの記憶が,3年以降の理科・社会科の学びをより豊かなものにしていきます。生活科の活動に即した形で,科学的なものの見方・考え方の基礎,社会科的な空間認識の力を育む展開を意識しています。
理科につながるおもちゃ作り
生活科の活動としては,子ども自身が選択し,まずはたのしく遊べることを大切にしています。子どもが遊びを通して,「もっとこうしたい」という願いをもち,試行錯誤をするなかで,自ら材料や遊びの条件を変えるといった経験を積むことができるようにしています。そうした記憶が3年以降の理科の学びにつながります。
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- 下 p.76-77
- 下 p.81
観察の視点を提案
ファーブル昆虫記の読み聞かせを取り上げ,子どもが生き物と触れ合う際の視点を提示しています。単に「観察してみよう」という投げかけではなかなか深い活動になりにくいものです。観察の視点を示し,それをなぞること,そこから広げることで,子ども学びの深まりを支援しています。
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- 上 p.59
空間認識の力を育てる道カード
子どもの発達段階に沿って,徐々に空間認識の力が育まれるよう配慮しています。まずは通学路に焦点をあて,「わたしの道」として子どもの意欲を喚起し,子ども自身が見つけたものとその場所を意識するような表現方法を提案しています。
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- 下 p.23
社会科につながる町たんけん
春の町たんけんでは,通学路から地域へと子どもの意識に無理なく,その範囲を広げていきます。そして春と秋に2度の町たんけん活動を設定することで,空間の広がりだけでなく,地域のものや人により深く関わることができるような展開になっています。
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- 下 p.25
- 下 p.64
- 下 p.72
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