2
左右のサイドミラーの見え方〜平面鏡
さあ,いよいよ本題です。
サイドミラーを軽くなでてみると,緩やかに湾曲しています。
街角にあるカーブミラーのように真ん中が膨らんでいる鏡で,凸面鏡(とつ めん きょう)と言います。
ところが,2000年頃までの外国製の自動車には真っ平らな普通の鏡,平面鏡のものもありました。
例えば,マスターの青年時代に大人気だったこの車がそうです。
歌の歌詞にもあった真っ赤なポルシェです。
歌詞のポルシェの形式はわかりませんが,マスターはこれがもっとも ”イキ" だと思っています。
さて,マスターの車はポルシェでは無くダイハツのCASTです。サイドミラーは凸面鏡です。これですと見え方の作図がちと面倒なので,まずは平面鏡で調べることにしました。
左右のサイドミラー見え方を比べるのに都合がいい,ブロックが積んである公園に行き,左右のサイドミラーに同じ大きさの平面鏡を貼りました。
まず,運転席から平面鏡を貼った右のサイドミラーを見ました。
サイドミラーに映る背景の幅を知りたいので,ブロックの数を数えてみました。
8個です。
同じように,運転席から平面鏡を貼った左のサイドミラーを見ました。
ここで第2問です。
左の平面鏡に映る幅(ブロックの数)は,右と比べてどうなるでしょうか?
【予想】
- (ア)同じ(ブロックの数は同じ)
- (イ)広い(ブロックの数は多い)
- (ウ)狭い(ブロックの数は少ない)
さあ! どうなるかお茶しながら考えてみてください。
よろしい方は…(next page↓)