円の5分割に使うのは,比例コンパスのCIRCLESの目盛りです。
細長い脚を「長剣」,太く短い脚を「短剣」といいいます。また,脚についている動く支点は「遊標」といい,前回「支点の目盛り」と読んでいた線(矢印)をCIRCLES目盛りに合わせて使います。
①遊標をCIRCLESの目盛りの5に合わせる。
②長剣を半径の長さに広げる。
③短剣で円を1〜5と分割する。
どうですか? 便利な道具ですね。
…便利だけど,どうしてそうなるの?
う〜ん。
半径と分割した弧の長さの比に関係しているんでしょうかね?
比例することはわかるけど,弧は曲線なのに,短剣の幅は直線(弦)だよね? 曲線と直線の長さは同じではないのに不思議だな〜
頭のやわらかい方,是非どうやってつくる目盛りなのか考えてみてください。