コンセプト

子どもたちの未来のために
「新たな学びを実現する新時代の
保健体育教科書」

編集の基本方針
確かな「生きる力」を育む
「学ぶ楽しさ」「わかる喜び」が
実感できる
現代的な諸課題に対応
系統的な学びを実現

教科書の特色

Point
1

「主体的・対話的で深い学び」を実現

授業と教科書のガイドとなる「この教科書の使い方」と「1時間の学習の主な流れ」ページを新設し,授業の流れをわかりやすくするとともに,授業1時間分を見開きで構成。
すべての小単元で左ページに本文を,右ページに資料をと分けることで,「主体的・対話的で深い学び」を効果的に実現しています。

  • 教科書の使い方

    口絵 15〜16

    口絵 15〜16

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  • 1時間の学習の主な流れ

    口絵 17

    口絵 17

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  • 1時間見開き2Pの構成

    保健編 p.74〜75

    保健編 p.74〜75

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  • 学びを活かそう

    章ごとに「学びを活かそう」を設け,保健体育の見方・考え方をはたらかせて思考を深め,
    新たな課題に主体的に取り組むことができるようにしています。

    章ごとに「学びを活かそう」を設け,保健体育の見方・考え方をはたらかせて思考を深め,新たな課題に主体的に取り組むことができるようにしています。

    保健編 p.165

    保健編 p.165

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Point
2

魅力ある写真と現代的なテーマの口絵

保健体育の学習への興味・関心を高めるため,口絵には写真を大きく用い,ダイナミックに構成。現代的なテーマも絡めつつ,これから始まる保健体育の学習へといざないます。

  • 魅力的な写真を使用

    口絵 3〜4

    口絵 3〜4

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  • 活躍する人のメッセージを掲載

    世界で活躍するアスリートや元アスリート,研究者が「健康に過ごすために
    気をつけていること」に関してのメッセージを掲載しました。

    世界で活躍するアスリートや元アスリート,研究者が「健康に過ごすために気をつけていること」に関してのメッセージを掲載しました。

    口絵 9〜10 口絵 9〜10 口絵 9〜10

    口絵 9〜10

    Check キャリア教育の題材としても利用できます。

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Point
3

確実な知識・技能の定着

実習で使いやすいよう「心肺蘇生法」を折り込み構造にしました。スムーズに手順を確認しながら実習を進められるため,確実な技能の定着を図れます。
また,各章末に設置した「学習のまとめ」とウェブコンテンツ「まとめの問題」で,確実に知識を定着させられるようにしました。

  • 折り込み構造の心肺蘇生法

    保健編 p.107〜109

    保健編 p.107〜109

    Check 折り込み構造によりひと目でわかる!

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  • ストレスへの対処技能
    (リラクセーションの方法)

    新たに追加されたストレスへの
    対処技能(リラクセーションの方法)の実習へも対応しています。

    新たに追加されたストレスへの対処技能(リラクセーションの方法)の実習へも対応しています。

    保健編 p.47

    保健編 p.47

    保健編 p.51

    保健編 p.51

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  • 学習のまとめ

    学習のポイントとなる重要な言葉を章の最後にまとめて示し,
    学習内容の整理に役立つようにしています。

    学習のポイントとなる重要な言葉を章の最後にまとめて示し,学習内容の整理に役立つようにしています。

    保健編 p.88

    保健編 p.88

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Point
4

現代的な諸課題に対応

未来を生きていく子どもたちが様々な状況や変化に向き合い,自分自身の考えを持って生きていけるよう,多くの現代的諸課題に対応しました。代表的なトピックとして「オリンピック・パラリンピック」「熱中症への対処の仕方」「プラスチックごみ」「情報活用能力/情報モラル教育」などを取り上げています。

  • オリンピック・パラリンピック

    口絵 7〜8

    口絵 7〜8

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  • 熱中症/プラスチックごみ

    熱中症への対処の仕方やプラスチックごみなどの問題にも対応しています。

    熱中症への対処の仕方やプラスチックごみなどの問題にも対応しています。

    保健編 p.114

    保健編 p.114

    保健編p.165

    保健編p.165

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  • スマートフォン

    口絵 13〜14

    口絵 13〜14

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著者からのメッセージ

国士舘大学教授 池田 延行

国士舘大学
教授

池田 延行

令和3年版
「中学校保健体育」に寄せて

東京でオリンピック・パラリンピックが開催されることとなり,多くの人々のスポーツへの関心が益々高まってきました。また,新学習指導要領も告示され,「主体的・対話的で深い学び」に向けての授業づくりが一段と活性化してくると思われます。こうした時期に新しく「中学校保健体育」が刊行されることは,大変意義深いものがあります。

令和3年版「中学校保健体育」は,このような時代の背景を踏まえて,中学校期の生徒がぜひとも学んで欲しい運動・スポーツの内容をわかりやすく示しています。特に,イラストや写真,図表などを紙面に大きく取り込んで,中学生が興味を持って学習に取り組むことができるような工夫がなされています。また,「トピックス」や「やってみよう」「活用して深めよう」などのコーナーも,これからの授業づくりに結びつく内容となっています。

多くの中学生にとって,楽しく意義深い授業づくりの一助となることを願っています。

日本ウェルネススポーツ大学教授 大津 一義

日本ウェルネススポーツ大学
教授

大津 一義

未来を創る「生きる力」の
育成をめざして

新学習指導要領(2017年3月)では,予測困難な変化の激しい社会を見据えて,主体的に学び人生を切り拓いたり,多様な人々と協働したり,感性を豊かに働かせながら新たな価値を創造し新たな問題の発見・解決につなげていくことのできる「生きる力」の育成を重視し,学校と社会との連携を目指す授業改善が求められています。

大日本図書「中学校保健体育」(保健編)では,この改訂への大きな目玉である主体的・対話的で深い学びの視点から,課題解決の学習過程(つかもう→やってみよう・話し合ってみよう・調べてみよう→活用して深めよう)を通して,中学校期の目標である個人生活における健康・安全についての科学的理解と健康の保持増進のための実践力を培うための「知識及び技能」「思考力,判断力,表現力等」「学びに向かう力,人間性等」の育成と保健の見方・考え方(主体と環境との相互作用を通して健康状態を改善しQOLを高める等)を確実に身につける工夫がなされています。特に,学んだことの社会への橋渡しとして,「学びを活かそう」や全国展開への要請の高い「がんの予防」について紙面を割いているのが特色です。

このように,子どもが「わかった」「できた」「活かしてみよう」と楽しく学べ,教師が科学的根拠をもって教えやすい工夫が随所になされており,健康の大切さを理解し,未来に「生きる力」を身に付ける上で,とても魅力的な教科書です。

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