
理科が生きる教科書
外国語活動や道徳教育との関連も意識しています。
小学校で新しく学習することになった外国語活動や教科化された道徳科との関連を考慮して,
適切な指導ができるようにしています。
- 1.
- 外国語活動との関連

英語マークのある資料では,外国語活動や国際理解を意識した内容となっています。
- 紙面を見る
- 6年 表紙裏〜p.1
- 3年 p.192
- 6年 p.103




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- 2.
- 道徳教育との関連
「特別の教科 道徳」との関連も意識した内容になっており,
道徳的な判断を大切にしようとする態度の育成も図っています。
- 紙面を見る
- 4年 p.50/p.52
- 5年 p.167
- 6年 p.23
- 6年 p.203




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道徳教育監修者
高松大学教授
七條 正典
自然を愛する心情や
問題解決の力の育成を重視
道徳教育の一層の充実を図るため,理科においてもその目標に基づき,
「栽培や飼育などの体験活動を通して自然を愛する心情を育てること」や
「見通しをもって観察,実験を行うこと」,「問題解決の力を養うこと」など
理科に固有の指導を通して,道徳性の育成を図ることが求められています。
「たのしい理科」では,特に「理科の学び方」を大切にしています。
例えば「観察」や「実験」では,
観察や実験などをする際の基本的な事項だけでなく,
自然と向き合う姿勢を学ぶこともでき,
自然を愛する心情を養うことにつながります。
また,「予想しよう(予想)」や「計画を立てよう(計画)」などで見通しをもち,
観察,実験を行うことを通して,
理科の資質・能力を育成することにつながります。
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外国語教育監修者
大阪樟蔭女子大学教授
菅 正隆
クロスカリキュラムで
効率的な外国語学習を
世の中では,国際化やグローバル化の言葉が花盛りです。
教育においても「グローバル化の進展などによる予測困難な時代」とされ,
その対策として様々な取り組みが行われています。
その一つが外国語活動導入の早期化と外国語の教科化です。
しかし,英語だけを指導したとしても,
一朝一夕に能力の向上が図れるものではありません。
これからの外国語教育にとって大切なことは,
※CLIL(Content and Language Integrated Learning,内容言語統合型学習)クロスカリキュラム(教科横断型)で,クリル※を用いた授業が行われることです。
理科,算数的なことを英語で理解する,英語を使いながら体を動かすなど,
英語をツールとして他教科の内容を知ることが外国語習得の早道とされています。
この考え方に率先して取り組んだ「たのしい理科」を用いることで,
一石二鳥の効果が期待できます。