11月の天体図2018年
11月7日が立冬です。東の空からはおうし座などの冬の星座が昇ってきました。冬支度の季節になりました。おうし座は、プレアデス星団などの有名な天体があります。また、アルデバランは全天で21個ある1等星のなかの1つです。
11月中は、おうし座流星群が出現しています。この流星群は出現数は少なめですが、活動期間が長い(ほぼ11月中)のと、明るい流星が出現することが知られています。
フォーマルハウトは秋の星座の中では唯一の1等星です。しかし、今年は火星がみずがめ座で輝いています。みずがめ座には、2等星以上の明るい星はありません。火星を目じるしにしてみずがめ座やフォーマルハウトを探しましょう。
明け方の空で金星が輝くようになりました。11月上旬は金星とスピカが接近して輝いています。特に15日前後は低倍率の天体望遠鏡で一度に観察できます。休日などを利用して早起きをされてください。