10月の天体図2018年
頭上高くに秋の四辺形が昇っています。その北にはカシオペヤ座が目立つようになりました。
カシオペヤ座は秋を代表する星座のひとつで、北極星を探す目じるしの星座として有名です。このカシオペヤ座は、北半球の多くの地域では水平線に沈むことはありません。これは、海の神ポセイドンが、彼女に天罰を与えたからだとされています。
西の空に輝いていた金星は、25日に内合になります。以後、明けの明星として輝くことになります。
夏に輝いていた火星は地球から遠ざかり観望のシーズンも終わりをつげようとしています。18日前後には、火星のそばに月が近づいています。
空高くに、はくちょう座が輝いています。はくちょう座が地平線へと沈む観察の好機になりました。