6月の天体図2018年
東の空からは土星が昇ってきました。また、この後に火星が昇って来ます。木星、土星、火星と惑星が勢揃いすることになります。西の空の水星、金星と合わせて五惑星を一度に観察できるチャンスです。
東の空では、へびつかい座が昇って来ました。へび(へび座)をつかんだ星座ですが、幼い頃から医術を教えてもらい、死者をよみがえらせる医術を知った医者だとされています。
6月21日が夏至になります。6月は夜が短い上に梅雨の季節なので星空観察が難しい日が続きます。ちょっとした晴れ間を大切にして観察に臨みたいを思います。
西の空では、金星が輝いています。水星は6月下旬から7月上旬が見頃です。しし座が頭から地平線に飛び込もうとしています。6月18日には月齢 4.6の月がレグルスの側で輝きます。その間隔は1.3度なので双眼鏡などで観察するとよいでしょう。