5月の天体図2018年
東の空では、てんびん座が昇って来ました。今年は木星が輝いているのでてんびん座を観察する目じるしになっています。
木星は家庭にあるような小型の天体望遠鏡でも模様なども観察できます。また、ガリレオ衛星は天体望遠鏡だと50倍くらい、またはしっかりと固定された双眼鏡でも観察できます。木星とその位置関係を観察する好機になりました。
今月は22日に月面Xを観察することができます。時刻は17時頃です。この現象は太陽光のクレーターへの当たり具合でXのように見える現象ですが、近年多くの人が観察して楽しむようになりました。最近は、同時刻に「L」や「V」も観察できると報告されるようになりました。
西の空では、ふたご座に金星が輝いています。18日には三日月と金星の接近を観察することができます。