12月の天体図2017年






冬至は、12月22日です。冬至には、運盛りという縁起かつぎがあって、にんじん、だいこん、ぎんなん、きんかんなど「ん」のつく物を食べる風習があります。かぼちゃを食べる風習が一般的ですが、かぼちゃは「南瓜(なんきん)」と漢字で書きます。
北の空では、ぎょしゃ座が昇ってきました。カペラは、冬の一等星の中ではシリウスについで明るい1等星です。北の方に位置しているので、北海道では地平線に沈むことはありません。
12月14日は、ふたご座流星群が極大をむかえます。日没後からだんだんと輻射点が高くなるので、その頃から観察するとよいでしょう。今年は月の影響も少なく好条件です。
くじら座が南中を迎えました。季節は冬ですがくじら座は秋の神話に登場する星座です。名前はくじらですが、神話では2本の牙を持ち、大きな前足にはとがった爪のある化け物として描かれています。