11月の天体図2017年






今月からレグルスの食が始まります。その1回目が11日から12日にかけて起こります。潜入の観察は今回は難しいですが、出現は東京より北の地域で観察できます。また、13日の明け方には金星と木星の接近が、全国的に観察できます。双眼鏡や低倍率の天体望遠鏡で一度に金星と木星を観察できる数少ない機会です。
北の空では、ペルセウス座が昇ってきました。アルゴルは変光星で、魔女メデューサの目の位置にあります。アラビア語で悪魔の頭という意味があります。
星空の観察には寒さを覚える季節になりました。
南の空は秋の星座が勢ぞろいしています。明るい星が少なくて寂しい秋の星座ですが、秋の四辺形をて手がかりに探してみましょう。四辺形の西の辺を南に伸ばすとみなみのうお座のフォーマルハウトを探す事ができます。また、東の辺を南に伸ばすとくじら座のデネブ・カイトスが見つかります。