6月の天体図2017年
21日が夏至になります。夏至は昼が最も長い日です。
今月は明け方に金星が輝いています。21日には月齢26の細い月と金星が3度の間隔で並びます。梅雨の時期ですが21日の明け方に注目です。
北の空では、ヘルクレス座が昇ってきました。明るい星はありませんが、それでも全天で5番目に大きな星座です。
南の空では、木星と土星が輝いています。どちらも天体望遠鏡で観察すると、木星の縞模様やガリレオ衛星、土星の環などが観察できます。
てんびん座が昇ってきました。てんびん座は、明るい星はありませんが、昔はここに秋分点があった大切な星座です。元々はさそり座のはさみの部分であったとも言われています。