7月の天体図2017年
7月になりました。今月は、1日の18時半前後に月面Xを観察することができます。前回の5月3日よりも条件は悪いのですが、双眼鏡や天体望遠鏡を向けて観察ができます。
また、7月25日の18時過ぎには月に水星が隠される現象があります。地域によって18時40分から19時20分と大きな差があります。天体望遠鏡が必要になりますが、2年ぶりの現象です。
北の空では、こと座のベガが目だつようになりました。夏の大三角も観察しやすい季節になりました。
土星が南の空に輝いています。比較的小さな天体望遠鏡でも土星の環は観察することができます。
大きく開いた土星の環を夏の観望会などで観察しましょう。
へびつかい座は、名医アスクレピオスの姿だとされています。今年も土星が輝いているのでその場所を知ることができます。
てんびん座が南中をむかえました。3等星が3つの星座ですが、木星と土星の間にあるので、観察の好機です。