3月の天体図2017年
夕方の空に金星が輝いています。23日が内合なので金星を観察するなら上旬までです。しかし、4月1日に東方最大離角になる水星が下旬から見ごろになります。水星は今年のうちでは一番観察しやすい時期になります。
北の空では、おおぐま座が昇ってきました。北斗七星とカシオペア座を同時に観察できる最後の時期になりました。
5日は啓蟄です。暖かくなって冬ごもりの虫が出て来るころという意味です。
南の空でも春の星座のかに座が天高くに昇りました。暗い星の多いかに座ですが、ポルックスとレグルスを目じるしに探すとよいと思います。かに座の中心には散開星団(プレセペ)があります。双眼鏡で観察すると沢山の星を見る事ができます。
東の空から木星が昇ってきました。これから観察の好機になります。