2月の天体図2017年
立春は4日ですが、まだまだ寒さの厳しい日が続きます。
夕方に東の空で金星が明るく輝いています。最大光度になるのは17日です。この頃の金星は昼間でも観察することができます。
北の空では、北斗七星とカシオペヤ座が一度に観察できます。どちらも北極星を見つけるのに適してますので、北極星を探してみましょう。
南の空では、オリオン座が南中をむかえています。オリオン座のベテルギウスとおおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンの三つの星で形作る冬の大三角の観察の好機になりました。
シリウスの南(下)にはカノープスが南中しています。シリウスに次いで全天で2番目に明るい星ですが地平線に近いので観察が難しい星です。この星をみると長寿になるという伝説もあります。