今年は、皆既日食と金環日食がそれぞれ１回あります。しかし、日本からは観察することはできません。
また、部分月食があります。この部分月食は日本で観察することができます。
３日のしぶんぎ座流星群は今年は好条件です。夜半頃の北の空に注目です。
北の空では、ぎょしゃ座が南中を迎えようとしています。ぎょしゃ座のカペラは冬の星の中でも明るい星ですから探しやすいと思います。カペラを目じるしにしてぎょしゃ座の5角形を観察しましょう。

１月2日に南西の空で金星と月が接近して観察できます。また、3日には火星と月が接近します。肉眼や双眼鏡で観察しましょう。
また、火星の側で海王星が輝いています。これは天体望遠鏡でないと難しいですが、火星が目じるしになるのでとても見つけやすいと思われます。一番接近して観察できるのは１月１日です。
南の空では、おうし座が南中を迎えようとしています。１月9日の夕方から10日の未明にかけてヒアデス星団の中を月が通過します。また、9日にはアルデバランの星食もあります。ともに双眼鏡での観察がしやすいでしょう。