図を見ればわかりますよね。
マスター,なんのこと?
簡単に言えば,太陽の光線は平行でないということです。
地球上のわたしたちは,太陽からの距離に比べて非常に狭い空間にいるので『太陽の光線は平行』という常識の中で暮らしています。ところが,月は地球から 38万 km も離れているので,地球の影はその分小さくなるのです。
マスター,サイエンスを商売にしているのに,すっかり常識?のるつぼにはまっていました。
上の図から,地球の影は離れるにしたがってしだいに小さくなり,約 140万 km の地点では点になってしまいます。
え〜,140万 km になると点になるぅ〜 (*_*) それはどうやって求められるの?
赤色+青色の大きな三角形と,青色の小さな三角形は相似だから…
$$
\begin{alignat}{2}
&\quad & \text{赤色+青色の三角形} \quad &: \quad \text{青色の三角形}\\
& & 15000 + x \quad &: \quad x\\
&= & 140 \quad &: \quad 1.3\\
\end{alignat}
$$
これを解けば求まるよ。
う〜ん。 …つまり,月に映る地球の影は,38万 km 離れている分だけ小さくなるってこと?
Good ですね。 (^_^)""
ところで…
マスターが月の写真から作図して求めた『地球の大きさは月の 3.13 倍』に意味はないの?
いえいえ…
マスターが求めた 3.13 に,先ほどの「太陽・地球・月の位置の図」から計算した値 ○/△ をかけると… 『実際の地球は月の何倍か』が求まりますが…
なんだか小難しいことになってきましたね。今日はこれにておしま〜い! (^^)/"" (^_^;
おーい!マスター,またしても逃げたなー! (`´)