サイエンスCAFÉ 第40会目では,マスターの見つけた掘り出しモノの手動式発電機を用いて電気を起こし,それを蓄電器(スーパーキャパシタまたは電気二重層コンデンサーと呼ばれるもの)にためて,豆電球や発光ダイオードを光らせました。
ここでマスターは,考えました。
この蓄電器を何かおもしろいモノに応用できないか?
みなさんも,ちょっと考えてみてください。
おもちゃの車でも走らせる?
電動歯ブラシを自作するのはどう?
小型扇風機を作るのはどう?
どれもピンと来ないですね〜 …あ,失礼。
じゃあ,マスターは何を考えたの?
半年ほど前に,サイエンスCAFÉを訪れたお客さんによると,小学3年生の理科の教科書に新しく『ゴムの力で動くもの』が登場するのだそうです。
お客さんが最初に思いついたものは「車」,次に思いついたのが「飛行機」だったとか…
マスターは,それを聞いていて,蓄電器のことが頭をよぎりました。
ゴムの代わりに,あの蓄電器を使って飛行機を飛ばせないだろうか?
まず,ネットでゴム動力飛行機を購入しました。
自宅近くの田んぼで,飛ばしてみると…
なんと!
今宇宙にいる若田さんまで届くのでは? …と思うほど高く舞い上がりました。
う〜ん,飛べるっていいな〜
これを何とかして蓄電器で飛ばせたら…
…よーし!
マスターの遊び心に火がついてしまったのです。