さて,どうしよう。
振動モーターでは小さすぎる。プロペラは重くて長いのでモーメントで負けているな〜
と,半ばあきらめていたときです。
たまたま,サイエンスCAFÉの常連さんが,マスターのぼやきを聞いてアドバイスをくれました。
それなら,この間,秋葉原の千石電商に行ったときに,○○があったよ〜
さて,その○○とは?
それは,模型飛行機専用モーターでした。
これなら(ウ)モーターのパワーが,振動モーターよりも強力で,しかも小型です。
早速,模型飛行機専用モーターHS-C1S(4.0 g:振動モーターの約4倍,RE-130の $\dfrac{1}{5}$)を購入し,回転軸の中心に接着剤で慎重にプロペラを取り付けました。
そして,蓄電器には,
はぁ〜,腕が疲れた〜
というぐらい,めいっぱい電気を溜め込み…
よーし,試運転!
急いでリード線をモーターに繋ぐと…
おー! 勢いがいいぞ! よしよし…
今度こそは,と近くの公園に行き,
さー,飛んで行け!!
と手を離しました。
×でした。
すーっとは飛ぶのですが,上昇するまでの勢いがありません。
蓄電器の位置をずらして重心をとったり,主翼を前後させて揚力の中心をずらしたり… 試行錯誤を繰り返しましたが,やはり上昇してくれません。
マスター,こうした苦労は何回も経験してきましたが,
う〜,ぜんぜん思い通りに飛んでくれない〜!
と,肩を落として帰路につきました。
こういうときは,奥の手です。つまり…
いったんあきらめて,しばらく頭を冷やそう
ということで,しばし中断します… (-_-;/"
その間にみなさんも,
どうして飛ばないのか? どうすれば飛ぶのか?
を考えてみてくださいね。