左上の図を見ると,緑みの青から紫までの光が多く吸収されています。
では,
どうすれば,吸収された光を見ることができるでしょうか?
ヒントは,最初のページの金のインゴットにあります。
この写真,なんとなく怪しくありませんか?
あんまり儲かってなさそうなCAFÉなのに,金のインゴットなんか持っていてびっくりしたけど…
実は…
アルミのインゴットの表面に金箔を貼り付けたものだったのです。
左下の写真は,金を超薄く($\dfrac{1}{10000}$ mm)した金箔を透明な塩ビでサンドイッチしたものです。
これだけ金が薄くなると,中に吸収された光が反対側から出ていくのが見られるはずです。
これは,家の中から窓越しに曇り空を見たところです。
同じ景色を,金箔を通して見ると…
どうです。
まさしく黄金色の補色,緑みの青が見えましたね。
すると… 銀色ではないもう1つの金属…
銅はどうなんでしょうか?
これは,また次の機会としましょう。(^^)/~~~