まずは,マスターの厨房から,金製品をいくつかご紹介します。
![金のネックレス](/science_cafe/034/images/sc034p1_01_pc.png)
妻の金のネックレス
![砂金](/science_cafe/034/images/sc034p1_02_pc.png)
砂金
![金のインゴット](/science_cafe/034/images/sc034p1_03_pc.png)
金のインゴット
光の加減で多少色合いの違いはありますが,どれも黄金色をしています。
さて,ここで今回のお題,
どうして金は黄金色に輝くのでしょう?
それは,金だから!
…と答えられても,堂々巡りになってしまいます。(^_^;
ちょっと問い方がよくなかったですね。
ほとんどの金属は,写真の銀のケースのように磨くとピカピカと銀色に輝きます(金属光沢)。
これは金属の表面で,その金属に当たった光をすべて(正確には多少内部に吸収しますが)反射するからです。
![銀のケース](/science_cafe/034/images/sc034p1_04_sp.png)
これは息子にもらった銀のケースです。
まるで鏡のようですね。
そうすると,金は?
それらの金属とは何かがちがうようです。そこで,問題です。
![銀のケース](/science_cafe/034/images/sc034p1_04_pc.png)
息子にもらった銀のケース
金は,銀色に輝くほかの金属とは,何がちがうのでしょうか?
ここでコーヒーブレイクしながら,ゆっくり,あれこれと思い巡らせてみてください。
よろしい方は…(next page↓)