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11 会目

第11会目 水玉模様のスポット─その解明

今度は,電球とレンズを使って,ほぼ平行になる光線を壁に映してみました。

平行光線の実験

すると,のような丸いスポットが映りました。


そこで,平行光線の途中に,あのいい加減に穴を2つ開けたダンボールを置くと…


平行光線がダンボールの穴を通ったときの像

バネのような形が2つ映りました。


…あ! 
これは電球のフィラメントだ!

そうです。2つの小さな穴から漏れた光は,光源である電球のフィラメントの像を映していたのです。


とすると,
木漏れ日でできた水玉模様のスポットの正体は…

…太陽の像!

え〜,本当にそうなの?

確認してみましょう。

水玉模様は太陽の像,つまりピンホールカメラによってできたものなら,ダンボールに開けた穴の大きさによらず,同じ大きさになるはずです。

この仮説に基づいて,さらに実験を計画しました。

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