vol.28 - No.7 (2026年7月1日)

雹(ひょう)が降った日に分蜂したミツバチは無事に新しい巣箱の中での生活を始めています。産卵可能な女王の群れであることから順調に子育てが始められました。元の巣箱の中では、予想に反し3日目に新女王が生まれました。ですが、交尾をして産卵が開始されるまでに2週間以上かかり、分蜂した群れよりハチの数が少ない状態となってしまいました。それでもどちらの群れも雹による被害はありませんでした。しかし、育てる作物には被害が出ました。その被害が顕著だったのはミニトマトとトマトです。ミニトマトはやわらかい枝先が何本も折れ、茎や葉、実に多くの傷がつきました。トマトも同じように葉や茎に傷がつき、大きな葉には穴もたくさんあきました。傷は日に日に茶色く変色し、傷跡が痛々しく目立つようになりました。そのようすから、大きな葉のブドウやキウイの心配をしたのですが、よく見たところ、これらは屋根のひさしが長かったことと葉が硬いことが幸いしたようで、目立った被害はありませんでした。今までは各地で起こる豪雨や雹の被害を身近に感じることがなかったのですが、今回は庭の植物たちにも被害が及んだことから、その大変さを強く感じることとなりました。庭の作物によって収入を得て生活をしているわけではありませんが、そんな私でも被害の深刻さを痛感しています。農家の人たちにすればなおさのことでしょう。人間は色々な技術を生み出し地球のようすを大きく変えてきましたが、こと天気に対しては何のコントロールもできていないと言ってもよいでしょう。予報の精度をあげることで被害をできるだけ小さくする対応しかできず、大粒の雹が降ったら屋外で育つ農作物に対しては祈るだけとなります。農作物を育てる農家の人たちの、悪天候に見舞われた時の気持ちが少しは分かるようになった気がします。

さて今回は、今が収穫最盛期となるズッキーニが育つようすを紹介します。