vol.27 - No.23 (2026年3月1日)

2月に入ってやっと降ったのは雪でした。地面が十分湿るのを期待したのですが、5cmを超えて積もったものの、溶け出た水の量はほんのわずかでした。それでもポコポコ状態ではなくなりました。地面はわずかに湿り、草刈りのときに出るほこりが減るので、これを機に少しずつ存在感が増してきた雑草と呼ばれる草たちを刈ることにしました。昨年暮れに除草はしたのですが、そのときには小さかったために除草を免れた草たちが株張り10cmを超えるほどに育っています。3年前、草刈りがなされず放置され、大きく成長して取り除くのが大変になってしまったコマツヨイグサやメマツヨイグサ・ハルジオンなどが、直径10cmほどのロゼット状態になっています。ヒメアカタテハの幼虫の餌になるチチコグサモドキも、大きいものは直径が20cmを超える塊になっています。小さなピンク色の花を咲かせるホトケノザやカラスノエンドウ。ロゼット型でまだ花茎を長くのばしていないのに根元付近で小さな花を咲かせているタネツケバナやナズナ。わずかではありますがスズメノカタビラやメヒシバといった単子葉植物も育っています。育ってしまうとたくさんの種をまき散らすので、畑では絶対に育てたくないナガミノヒナゲシやアメリカオニアザミも見つかります。植物たちは春を感じとって目に見えるほどに活動し始めています。昆虫などの動物もひっそりと活動を始めていることでしょう。除草のことだけに言えることではありませんが、何事も早めの対策が重要です。小さなうちに、少ないうちに、労を惜しまず早めに対処したほうが、後回しにするより楽になります。新年度のスタートは4月からだなどと暢気に構えず、今から春に向けての準備をしなくてはと思います。

さて今回も番外編となりますが、3月前後に春を告げるかのように花を咲かせる山で見られる花を紹介します。