3齢幼虫
vol.27 - No.2 (2025年4月15日)
アゲハの幼虫は、種類を問わずどの齢の幼虫も臭角(きゅうかくと言わずしゅうかく)とよばれる角のような分泌器官を持っています。体液が注入されることによって、頭の後ろからにゅっと突き出るようにのびだし、特別な臭いをふりまいて天敵から身を守るための器官です。モンキアゲハの場合は、幼虫が食べるカラスザンショウの葉の臭いをぎゅっと凝縮したような臭いです。
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葉の表面を探るように頭を動かす3齢幼虫です。