vol.26 - No.18 (2024年12月15日)

毎年この時期になると同じような書き出しになってしまいますが、今年もあと2週間ほどとなってしまいました。あわただしい毎日を送っている人も多いことでしょう。学校は今まで一般的だった三学期制から二学期制を採用するところも多くなり、二学期制では年末の忙しさは少しは解消できるのではないかなと思います。二学期制の経験のない私には、一年のしめくくりと二学期の評価活動などが重ならず、楽になるのではと思いますが、教員の仕事は昔より教えること以外の雑務が増えているため、たいして楽にならないという声も聞かれます。子どもたちにとっては、二学期の成績によってはクリスマスやお正月の楽しみに影響が出るので、都合がよいかもしれません。ですが、進学を控えた中学三年生や一部の小学六年生にとっては、この時期の成績が受験に影響するので三学期制と変わりはありません。それよりも、何の区切りも終業式もなく2週間程の長期休暇となるのは、何かだらりとした気持ちになってしまうのではないかと心配になります。いずれにしても一年のしめくくりが大切なことは言うまでもありません。大みそかまでの日数がわずかとなりあれこれすることもあって忙しいのですが、新しい年のよいスタートのために今年の反省をしっかりしなくてはと思います。ただ、その反省が、レタスの種まきはもう少し早くすればよかったとか、ウメの木の選定をもう少ししっかりしておけばよかったなど、そんなことでいいのだろうかと考えてしまいます。世の中の現状を踏まえると「のんきに生きているんじゃねえよ」とチコちゃんに叱られてしまいそうです。

さて今回は、キタテハの2回目です。終齢幼虫が大きく姿を変え、蛹になるようすの紹介です。