vol.18 - No.10 (2016年8月15日)

早いもので夏休みも後半になってしまいました。暑さも夏の後半らしくなればよいのですが、梅雨のような天気が長引き、これから夏本番になるのではと感じさせる天気のようすです。じめっとした暑さがさらに続くかと思うと、体が続くかという心配も加わってきます。そんな暑さの中、8月の上旬からスズムシが鳴き始めました。風鈴のごとく涼し気な音を響かせてくれれば、秋らしさが感じられるのでしょうが、真夏日・熱帯夜の中ではそんな心地よさはありません。「岩にしみいる蝉の声」ならぬ「壁にしみいる鈴虫の声」状態となってしまいます。暑苦しいのなら飼育ケースを外に出せばいいのにと言われそうですが、不思議なことに、ほかのことに集中していると気にならなくなります。さすがに「静けさや」とまではいきませんが・・・。体調に気づかうことはもちろんですが、何かに夢中になることで暑さを乗り切れたらと思っています。

さて今回は、カマキリです。8月はカマキリの仲間がぞくぞくと成虫になります。その中からハラビロカマキリが育つようすを2回に分けて詳しく紹介します。