vol.15 - No.21 (2014年2月1日)

昨年の夏が猛暑だったのだから冬は暖くなればいいのに、と思いたくなるものですが、その意に反し今年の冬は寒さがきびしいようです。生き物たちにとってもつらい冬となりました。地球全体を考えても、北アメリカでは寒波、南半球では猛暑と、住みにくさは地球レベルで私たちに襲いかかっています。とは言うものの私自身は、今年が今まで以上に寒いとは感じていません。私が子どものころはもっと寒かったように思います。実際、我が家の庭の池に張る氷の厚さを見ると、今年まだ5mm以下ですが、かつては1cmを超える厚さになった時もありました。寒さに対して自分が強くなったのなら幸せなことですが、そうとは言えないのではという複雑な思いがあります。

さて今回は、フウセントウワタの2回目です。花が実を結び、種が撒き散るまでのようすを紹介します。