vol.8 - No.23 (2007年3月1日)

秋や春に収穫することのできるキノコの中で、一番なじみが深いのは何と言ってもシイタケでしょう。植物の仲間として今回紹介することにしましたが、キノコは植物ではありません。菌類(きんるい)といって種ではなく胞子で増える生き物です。悪い言い方をすると、カビの親分ということになります。教師になりたてのころ、受け持った児童に「キノコはカビの親分だ」という話しをしたことがあります。当時の児童でキノコ嫌いだった子の一人は、おじさんになってもいまだに「カビの親分は嫌いだ」といって食べようとしません。

今回は、ちょうど収穫の時期となっている、シイタケがおおきくなるようすを紹介します。