vol.1 - No.14 (1999年10月15日)

今回は、大人たちの間でブームになっている、オオクワガタを紹介します。人工飼育によって8cmを越える体長のオスに1千万円の値がついたとか、本当の意味で自然との共存を考える人々にとっては迷惑な話です。私も、オオクワガタを児童の親からいただいて今回紹介する写真を撮影しましたが、生態観察用の昆虫の一つと思っています。今も、卵を産むときや幼虫の成長のようすを撮影するために、何匹もの成虫や幼虫を飼育しています。しかし、もしひょんなことから大きなオオクワガタが羽化したとしたら、私も人の子ですので、どんなことを考えるようになるか分からないのですが。