季節の教材 - No.24 (1998年3月15日)
サクラの花芽も、だいぶふくらんできました。枝を切って花瓶にさし、暖かい部屋に置いておけば、数日で花開くほどになりました。他のさまざまな木々の芽も、春への準備をすっかり終え、芽をふくらませ始めたものも見られます。茶色一色のように思えた落葉樹の林がうっすらと色を変え、淡い色の変化を楽しませてくれる春が、もうすぐそこまできています。目にまぶしいほどの萌黄色の新緑もよいのですが、新芽が開ききるまでの、かすかではありますが変化に富んだ林の色の変容が、私は好きです。
そこで、今回はそんな変化を見せ始める、3月の木の芽の紹介です。まだかたい木の芽、ふくらみ始めた木の芽など、身近なものを集めてみました。