カキ


カキ

四季の教材 - No.18 (1996年12月15日)

次へ

葉を落とした木の枝にたくさんの柿の実がつくようすは、子供のころの思い出を懐かしさとともに思い起こさせます。誰もとらずになるがままの小さな渋柿は、鳥たちのよい餌となります。木のそばで身を隠してながめていると、スズメはもちろんのことヒヨドリ・ムクドリなどがやってきます。冬の柿は、鳥たちをながめる楽しさを、私たちに与えてくれます。しかし、最近はヒヨドリが増えて、数日もかからずに、柿の実はひとつも無くなってしまうといったことがしばしばあります。